医師も悩む!?自律神経失調症の意外な落とし穴とは?

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今回は、自律神経失調症についてお話します。

自律神経失調症は、まるで脳が誤作動を起こしているような状態を引き起こす、厄介なものです。

私たちの脳は、大きく分けて3つの部分に分かれています。

  1. 思考を司る「大脳新皮質」
  2. 感情や本能を司る「大脳辺縁系」
  3. 自律神経の中枢である間脳にある「視床下部」

これらのうち、自律神経失調症に特に深く関わっているのが、「大脳辺縁系」です。

大脳辺縁系には、「海馬」と呼ばれる記憶を司る場所と、「扁桃体」と呼ばれる恐怖や不安に反応する場所があります。

過去の記憶と結びついた恐怖や不安を感じると、扁桃体が反応し、自律神経に影響を与えます。

自律神経の仕組み

自律神経は、車のアクセルとブレーキのように、私たちの体の機能を自動的に調整してくれる役割を担っています。

しかし、強いストレスを感じると、体は「闘争」か「逃走」か、どちらかの状態に入ります。
闘争逃走反応

このとき、自律神経はアクセル全開の状態になり、心拍数や呼吸が速くなったり、汗をかいたりします。

現代社会では、日常生活で頻繁にストレスにさらされるため、自律神経のバランスが崩れやすくなっています。

医師でさえ悩む自律神経失調症

実は、医師でさえ自律神経失調症に悩まされることがあるそうです。

豊富な医学知識を持つ医師は、自分の体の症状に対して、様々な病気を連想してしまいます。

その結果、恐怖や不安を感じやすくなり、自律神経のバランスを崩してしまうのです。

中村天風先生からの教え

思想家である中村天風先生は、

現代人は、原始時代の人間とは異なり、恐怖や不安は今の時代は必要がない (不要残留心)

と述べています。

しかし、私たち人間の潜在意識には、過去の記憶から生まれた恐怖や不安が深く刻み込まれています。

これらの恐怖や不安を取り除くためには、瞑想などによって心を浄化していくことが大切です。

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